アラフォーですが、号泣。。。

最近自分の人生の棚卸しや、掘り下げをしている。過去の自分を掘り下げて幼少期どんなことをしてきた?何が楽しかった?今は、何が好きなの?何がしたくてこの地球に来たの?私の人生これでいいの?これからどうしたいの?

何か、満たされないこの感じは何??などなど。。。

とにかく自分に自信がない私。人と比べては出来ていない所が気になる。向上心はあるので努力はしてみるものの、続かないし、終いには自己否定に入っていく。

あれ?いつからだろう。誰からも責められてもいないのに自分で自分を責めていたことに気付く。夫婦関係も良好、子供との関係も良好。家の中もそれなりに整っているし、自分で言うのも何だが、料理も一通り何でも作れるし、家族からも好評。でも、やはり何かが満たされていないし自分に自信もない。

なぜだろう。仕事?友人関係?親子関係?さまざまのことを自分に問いかけてみる。その中の問いかけで、母のことがふと思い浮かんだ。

母とは月に2、3回くらい電話で話す。実家は遠方なので、ここ3年は帰省できてはいなが、リモートで一緒に食事をするなど、関係は良好である。だが、私の心の奥深くに引っかかっているものの一つは母だ。

なぜ自分を責めるの?なんで自信がもてないの?それは、、、

『私は母の期待に応えられなかったから』そんな答えが出てきた。それを心の奥底でずっと後悔している事に気付いた。

中学生の頃、そこそこ成績も良く将来の夢は「獣医師」と公言していた。高校受験は自宅から通える範囲では、まあまあ偏差値の高い公立高校にも合格し、そのまま大学まで行くものだと私も母も考えていたのだ。

しかし、高校3年生の春、所属していた部活内で後輩から嫌がらせを受け、私のプライドはズタズタ。心が完全に折れてしまった。部活を辞め、バイトをし、年上の男性と関わるようになり、お酒、タバコ、夜遊び朝帰り、学校も遅刻していくようになっていった。部活が私の楽しみで、友人も部活の仲間が私の全てだった。その大切なものが失われ、流されるように堕落していく。父や母からは呆れられ、厳しく叱られることも無くなっていた。当然、授業もついていけずクラスでビリ2の成績へと落ちていく。何もかもやる気がないまま、何となく得意だったこともあり料理の専門学校へ進学。

大学進学も諦め、大好きだった部活も途中で辞め、正に人生負け組。強がってはいたが、母からの小言も鬱陶しく、とにかく早く家を出たかった。母から離れたかった。20歳で就職し念願の東京で一人暮らし。その4年後にはできちゃった婚で結婚する。進学も、結婚相手も母からしたら私は大きく規格外だった。

その後、関西に移り住み実家から遠く離れて、私は知らない土地で親戚も頼れる人もいない中、子育てにパートに必死だったので、そんなことをすっかり忘れていたが、息子や娘が成長するにつれて手が離れ自分と向き合う事になった。

今の私の正直な気持ちを掘り下げて向き合って出てきたのが『母の期待に応えられなかった。ダメな私。』

その言葉が内側から湧き上がり、号泣。。。

朝に号泣。夜、また思い出し布団に潜りこみ、止めどなく涙が頬を伝う。

私にとって母の存在は大きく、母が喜ぶことが私の喜びで、母の悲しみは私の罪になっていた。

母に悪気はない。しかし、親の期待は子供にしっかり伝わっているし時にそれが私の心を傷つけていた。

部活内の人間関係につまずいてしまったこと。大学進学できなかったこと。つまらない年上の男に流されていたこと。母が望んでいないタイプの人と順序の違う結婚をしたこと。

もう、許そう。自分を、そして母を。ありのままの自分を受け入れていくしかないわ。

自分が親になってみて思うが、親は子供が思う以上に未熟だと思う。

母に電話して「期待に応えられなかったね。ごめんね。」と伝える。「そんなことないよ」の言葉を待っていたが、母は「そうね」とやはりがっかりしていたようだ。あっさり言う母のことを、今は笑って受け止められる。しかし、私が思う母の期待は『いい学校に進学していい就職先に就職してほしい』と勝手に思い込んでいるだけだったことを聞かされた。母の期待は全然違うことだったらしいが、詳しくは語らなかった。

「今は、健康で元気でいたらそれでいい」と母が言い、私も両親には仲良く健康で元気で暮らしてほしいと願っている。

姉の子供が成績優秀で進学校に行くらしく、嬉しそうに話していた。ちなみに私の息子はゲームが趣味で勉強の方は全くだ。ぎりぎり地元の商業高校に入れるくらい。それでもいいと母も言い、私もそう思う。

それでもいいんだ。息子は息子。私はゲームに熱中している彼を見るのが好きだから。というか好きなことに、とことんで羨ましくもある。ゲームで知り合った海外の友達と喋りたいから英語を学びたいと言い出した。英語のテストで10点をとる彼がいうのだから実に面白い。(笑)いいぞ!息子よ!

私の棚卸はまだ始まったばかりだが、なかなか大きい心のお荷物が出てきた。

やれやれ、アラフォーになってもまだまだ私は泣き虫だ。

掘り下げは、続く。。。

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