私の会社の社長は、40代前半の若手社長です。
先日、社長と社内の一部のスタッフで社内会議を行いました。
今年度の経営方針は?〇〇です!と発表があり、
「皆さん、5年後の自分を思い描いて下さい」と社長。
…社内での5年後の自分?考えたことがなかった。
ある人は、ICT化を進めていきたい。またある人は、顧客を増やしていきたい。
私は、人材育成ができるようになりたいと発言。
すると社長から、「小さい小さい。5年も経てば、ICT化は進んでるし、顧客数も増えている。成長もしているし、新しいスタッフの育成もしているよ。そうじゃない!」
「もっと夢を描いて下さい!」
「もっとぶっ飛んでワクワクするようなことを考えていかないと、ただただ目の前のことをこなしていくだけになっちゃうよ。それじゃ面白くないよね?」と。
そこから、どんどんワークが始まり、
まず、『現在地を知る』
数字から読み取れる、顧客数や客層、お得意様先。
お客様から何を支持されているか。お得意様から、どれだけ信頼を得ているか。
自分達の会社の弱み強みを読み取っていく。
次に、『ゴールの明確化』〜5年先の会社を創造する〜
今ある枠を外して、どんな会社だったらいい?年収はどのくらい?何店舗構えるか?働きやすさNO.1を目指そう!など、ワクワク創造していく。
そして、『ゴールへの道のりを考える』
5年後、目標を達成するためには今年度は何を行う? 今月は何を行う? 日々は何を行う?
と達成までの道のりに必要なことを細分化していく。
そう、夢は描くだけでなくやはり行動が必須であること。
それぞれのステップでワークを行い、個々の強みや弱み、課題が浮き彫りになる。
実に面白い会議だった。それぞれが決めたことを愚直に行動してこそ、変化が見えてくるのだなと思う。
ついつい、明日の仕事、来週、来月の予定と身近なことばかりに目をやっているが、未来から考えて今どうするか。
社長が言うには、根拠がないと、人は行動しないし継続できないそうだ。
ただただ、明日から早起きしよう!では続かない。未来に手に入れたいものがあるから、早起きして〇〇しよう。
だと、モチベーションを保ち継続できるそうです。
非常に勉強になる会議でした。ありがとうございました。
最後に、アメリカの有名なコーチである、アンソニーロビンス氏の名言をご紹介します。
『人は1年でできる事を過大評価しすぎる。
そして10年でできる事を過小評価しすぎる。』
年始にあれもこれもと意気込み、今年の目標をたくさん立ててしまいますが、それらはなかなか進んでいないという状態に陥りがち。しかし10年という長いスパンで見て焦ることなくコツコツ積み重ねていくことで人は大きく成長できるそうです。
未来の自分のために、まずはワクワクすることを思い描き、逆算して日々コツコツ幸せに生きていきたいです。