訪問介護ヘルパーになって、丸2年。
いよいよ、3年目に突入しました。
まだまだ、わからないことや、気付いていないことが多く、失敗もあります。
昨年から、サービス提供責任者という役目も増えたので、ケアマネージャー、家族様、ヘルパースタッフや地域と連携をして業務を行うことも増えました。
毎日、5〜6件ほどのお宅へ訪問し、サービスを行います。
空いた時間で、事務作業や電話連絡、次の会議の準備、営業活動などなど。
目まぐるしく、一日があっという間です。
ここのところ、特にサービス件数が増えて忙しくなり、サービスをこなし、申し送りをすることで精一杯な状況でした。
もちろんそれは、私だけでなく、事業所全体のスタッフ(事務員さんも含め)が忙しくなっていました。
そんな中、ある事件?が起こりました。
認知症状がある方で、一人歩きをして自宅に戻って来れなくなる方がいらっしゃいます。(敢えて徘徊という言葉は使いません。)昼夜問わず、雨の中でも傘を差さずに一人歩きされます。
警察に保護される頻度も高くなり、なんとか手を打つために、GPS機能付きの靴を履くことになりました。それは、自宅からある一定の距離まで離れると、家族様やケアマネージャーさんに連絡がいくというものです。
ケアマネージャーさんから、「ヘルパーが週3回、GPS付きの靴を充電してください」と依頼されました。
そのようなサービスを導入するのは、今回初めてでしたので、充電の仕方を写真に撮り、他のスタッフに申し送りをしました。
しかし!!
誰も、充電をせず、電池が切れてしまったのです。
運悪く、私もそのお宅のサービスがシフトに入っていなかったため、1週間訪問することはありませんでした。
そして、また警察に保護されることとなりました。
申し送りをしても、伝わっていなかったのです。
充電がきちんとされているか?との確認も怠っていました。
ケアマネージャーからは「私、あなたにお願いしましたよね?」と厳しいお言葉。。。
「申し訳ございません。」ただ、謝罪するしかありませんでした。
言い訳したい気持ちをグッと堪えて、自己反省。
「あぁ、凹むなあ。」
次から、新しいことが始まった時は、申し送りしたことがきちんと遂行されているかしっかり確認しよう。と学びました。
たまたま昨日、社長面談があったので、こんな失敗をしたけど、次からこうしていきます。とこの話をしました。
すると、、、
着眼点がちょっと違うよ。と指摘がありました。
『そもそも、最初の導入の時点で、充電は週3回と言っても、ヘルパーが入っている30分のサービス内だけで良いのか?それとも週3回長時間の充電をするのか?
電池残量の確認の仕方は?誰がする?など、最初の時点で確認が足りないよ。
それと、申し送りをしているのに、管理者も含め、みんなが見落としている。』
改善するべきことは、導入時点でもっと話を詰めること。
GPS機能付きの靴は初めてのことなので管理者を巻き込んでもっと相談すること。
と教えてもらいました。
ケアマネージャーからは責められたけれど、一人だけが悪い、自分だけが悪いと責めるのではなく、チームで乗り越えていくこと意識して、励んでいきます!